「落ち葉の詩」Twitter#詩2


「 Twitter#詩2 」




「裏側にあるもの」

大きな幸せの裏側には
大きな絶望がある

一枚の壁で区切られている

知らないまま過ごせれば
良い人生で終われる?



「眠れない」

眠るのって
こんなに難しかった?

妄想が創造になり
頭の中は世界になる
村人が王になって
日常が神話になる

ぐっすり眠れるほど
疲れてなくて
目を閉じれば昨日の続き

1分が数時間になって
夜が朝になる



「その時」

その時がいつ来てもいいように
常に準備している

【心】を落ち着かせ
【頭】は回し続け
【体】は休ませておく

燃料は尽きることのない情熱
走り出したら
止め方は知らない



「毒されてゆく」

人々の小さな負の感情が
目に留まり
心の深くに積もってゆく
消えることなく
ただ在り続ける

毒されてゆく
綺麗な景色にいたいけど
現実の世界は
自分だけのものではない



「秋色」

強く鮮やかな夏の色は褪せ
焼け老いた
秋の景色に代わる

色彩は減ってゆくけど
陽射しは穏やかで
癒しの時間が訪れる

枯れ落ちた葉が風と共に
小道で秋色を奏でる
風に目を閉じれば
落ち葉の詩が
聴こえはじめる



「喜びと悲しみ」

嬉しい出来事と
悲しい出来事が
いつも同時に来るから
心の震えは止まってしまうよ

涙が出るのは
どちらのせい?



「夏のやり残し」

最後の夏の陽射し
蝉の声も大きくなっている
早く過ぎ去って欲しかったのに
心のどこかで寂しくもあり
やり残しをぼんやり探す午後

雹の嵐、長い雨
いつもとは違う夏
このまま
無事終わるのだろうか?
秋が来る前に
まだ何かの予感がする



「雨とともに」

雨に混ざって
あなたの悲しみが落ちてくる
重さに
堪えられなくなった雨雲が
わたしに分け与える

頬を濡らせ
ひとりにしてはいけない
雨の中、
立ち止まることを恐れるな



「暇」

暇すぎて
何か書こうと思ったけど
何も浮かばない
頭の中にあるのは…
『(ちょっと言えないこと)』

忙しい日々など
もう忘れてしまった
腰が痛くなるほど座って
興味のないNetNewsを見て
興味のない動画を観て
時間が経つの

明日は晴れが良いなぁ



「ネガティブシンキング」

軽い痛みなら
馴れてしまえるけど
胸に刺さった不安が
何をするにも邪魔をして
足を止めさせる

私の中に前向きな言葉が
ひとつも見つからない

きっと、そんな時期で
済んでくれるだろう
数回眠ったら忘れてしまえる

~ネガティブシンキング~
詩を描くにはちょうどいい



「死って」

自分とはまだ遠い関係だと
ぼんやり考えていたけど
とても身近にあるのだと
忘れてはまた思い出す

事故や急な大病
防ぎようがないもの
運がなかったとしか
言えないもの…

眠れない夜
死を考えた時
ゾクッとして汗が出て
血の気が引いて
ただ震える

死って…
怖いものでしかない
皆も同じ想いをしているのかな?



「こぼれ落ちるもの」

隙間からこぼれ落ちる
救いきれないもの
運がなかったと
終わりにされる

~想いは
無かったことになるの?

こぼれ落ち着いた山の頂で
動けない
ただ空を見上げ
埋もれるのを待っている

こぼれ落ち着いた終点で
戻れない
思考は止まり
渇いて、砂になる



「底に生きるもの②」

心の中でずっと
完全に解り合える存在を求めている
世界のどこにもいないの?

~理想の人~

創造するなら
心の中ではなく
触れられる現実が良い



「公平な瞳 ~fair eyes~」

公平な瞳なんて要らない
上に立つ者ではないから

世の中を下から見て
生きてきた
今さら自分を変えられない

正義も悪もない
あるのは欲望だけ
世界は醜い
ずっとこれからも
世界は歪みを増し続ける

欲望だけを満たしていくのは
正しい



「想像力を用いた理解学」

想像力で知り得ない部分まで
理解しようというもの

想像力を磨き
想像力で乗り切る

世の中を理解する事で
自分の価値を見つける

それが、想像力を用いた理解学

~想像力は素晴らしい~



「ロックンロール」

冷めた瞳で
何も上手くいかない事を
回りのせいにする者たち

痛みを知らず
生きている実感を得られない
可哀想な者たち

熱くなれないのは
ロックンロールが足りないのだろう
痛みを恐れるのは
ロックンロールが足りないのだろう



「詩の花束」

想いの半分も言葉では
伝えられないから
詩人になって全部を込めた
詩を描くよ

ずっとひとりだったけど
君に出逢えた
だから僕は歌える
だから詩を束ねる

特別な今日を飾ろう
二人の為だけにある世界
送るよ~ありがとう~詩の花束を



「ぬくもり」

小さな頃から知る
世界一のぬくもり
それは愛…
違う!

日本人はそのぬくもりを
お布団と呼ぶ



「操り人形」

壊れるまで
乱暴に振り回され
飽きられたら
捨てられてオワリ

残酷な大人のオモチャ
糸は鎖、心は病み
あの甘い言葉は嘘の契約
夢と違う現実…
『逃げられない』

仮面をつけられた操り人形
流す涙は
誰にも見えない



「次の休みが晴れとは限らない」

遅く起きてしまった休日
空は曇り気味だけど
洗濯をしよう
これ以上貯めてしまったら
きっと困る…
かもしれないから



「好き」

好き…
簡単な言葉と思っていたけど
こんなに責任が重い
手軽な言葉があるかな

好きと言ってしまったら
もう取り消せない
好きと口にした瞬間から
その言葉に
自分自身が囚われて
少しの自由が失われる

『詩が好き、私の好きは自由をくれた』



「連鎖」

ひとつも解決しないまま
はじまる次の罠
連鎖するトラブル
せめて最初の痛みを
消して下さい

なぜ、私ばかり?
なぜ、今なの?
目覚めても
何も変わっていない

絡み続ける憂鬱
日々は苦悩にまみれ
安らぎは眠りの中だけ
すべてが
終わってから考えよう



「嵐のあと」

激しい雨が暴れ回り
雹が叩きつけられる

鳴り止まない音
硝子が破られると思った
恐怖でただ立ち竦んだ

『あの日のことを思い出した』

嵐のあと
自然に破壊されたものを目にし
何も出来ない人間の無力感を
また思い知らされた

それでも生きてゆく
生きているのだから
それでも立ち向かう
それだけの話



「なないろ+」

なないろに染まる美しい一日
朝焼けからはじまり
月明かりで一周

思い出はいくつになっても
変わらないと思っていたけど
眠るたびに少しずつ変わってゆく
『ココロ』には勝てない

なないろの景色に
君の笑顔を入れたら
永遠と呼べるかな



「暗い海」

嫌なことがあった時の方が
詩的になれる

心の中に閉じ籠り
想いを読み解き
少しの色を加えて出来る
素敵な悲しい詩

幸せな詩が描けないのは
初めから描こうと
思ってないから

暗い海で泳いでいる方が
私でいれる
僅な月明かりが
綺麗にしてくれる



「質問」

質問する事って
質問して欲しい事なんだよ

だから
質問されて答えたら
『君は?』って聞いてあげて

それが
上手なコミュニケーション
興味ない人とも
仲良くやれるはずさ



「手」

この手が
誰かを助ける為にあるのなら
その時はいつ来るの?

今は寝転びながら
部屋の天井を背景に
手の平を見つめる

何も手にしていない現実

助けて欲しいのは
自分だった



「下書きに残るもの」

下書きにずっと残っている
詩がいくつかある

まだ詩になっていないもの
タイミングを逃したもの
イメージを忘れてしまったもの

消せず続きに挑戦してみるが
上手く書けず、また保存する

何だかスッキリしない
気持ちになる



「廊下×老化」

遠い昔、
廊下を走り回っていた少年は
今、老化をゆっくりと歩いている

思い付いたことを
そのまま書いてみた

『少しでも楽しんで
生きて行きたいなぁ~』



「BEAUTIFUL MEMORIES」

雲ひとつない月夜に
星と星がぶつかり
砕けた輝きが僕に降り注ぐ
少年の日に見た


草原で眠れた頃に見た夢を
夏になると思い出す
切なくなるけど
美しい思い出
今もこの胸に輝き続けている



「七夕の願い」

七夕の願いは『劇的な変化』
が欲しいです。



ふれたい」

今以上、成長する為に
自分以外の想いを感じたいと
思う

頑なに拒んでいたものが
道標だったと気付いた

もっとふれたい
多くの詩に
そして、迷わず進む
目指す者になる



夏のにおい」

重い空気に息苦しさ
夏のにおい
7月だから仕方がない⁉
諦めが汗になり
額ににじむ

一瞬で思い出した
覚悟をしなくちゃいけない
心と体の準備をして
乗り越えよう
大嫌いな夏



本当に欲しいもの」

願いが叶うなら
過去の失敗を消してしまう?
それとも
本当に欲しいものを手に入れる?

本当に欲しいもの…
時間や若さでは
ないと今は言える

決して衰えることのない
情熱を下さい
生きる糧として
溢れる詩を永遠の愛にする



人を嫌いになるということ」

人を嫌いになると
その人の悪いところばかり
よく見えるようになる

時間が経てば
もう元の関係には戻れない

何で好きだったのか
思い出せなくなる



自己慈愛」

後悔はないと言いたいから
今の自分に自信を持ちたい

後悔はしたくないから
今の自分に希望を持ちたい

自分が好き
自分を愛している
それは変わらない
生まれた時から
死を迎える時まで

自分のことは自分しか知らない





タイトル


「裏側にあるもの」

2017年11月25日


「眠れない」

2017年10月25日


「その時」

2017年10月11日


「毒されてゆく」

2017年 9月14日


「秋色」

2017年 9月 5日


「喜びと悲しみ」

2017年 8月31日


「夏のやり残し」

2017年 8月25日


「雨とともに」

2017年 8月20日


「暇」

2017年 8月17日


「ネガティブシンキング」

2017年 8月14日


「死って」

2017年 8月14日


「こぼれ落ちるもの」

2017年 8月12日


「底に生きるもの②」

2017年 8月 7日


「公平な瞳」

2017年 8月 6日


「ロックンロール」

2017年 8月 5日


「想像力を用いた理解学」

2017年 8月 4日


「詩の花束」

2017年 8月 4日


「ぬくもり」

2017年 8月 2日


「操り人形」

2017年 8月 1日


「次の休みが晴れとは限らない」

2017年 7月29日


「好き」

2017年 7月25日


「連鎖」

2017年 7月23日


「嵐のあと」

2017年 7月19日


「なないろ+」

2017年 7月16日


「暗い海」

2017年 7月15日


「質問」

2017年 7月15日


「手」

2017年 7月14日


「下書きに残るもの」

2017年 7月11日


「廊下×老化」

2017年 7月10日


「BEAUTIFUL MEMORIES」

2017年 7月 9日


「七夕の願い」

2017年 7月 7日


「ふれたい」

2017年 7月 4日


「夏のにおい」

2017年 7月 3日


「本当に欲しいもの」

2017年 7月 1日


「人を嫌いになるということ」

2017年 6月29日


「自己慈愛」

2017年 6月26日