「落ち葉の詩」Twitter#詩3


「 Twitter#詩3 」



「地球破壊」


人間の短い寿命では
100年後200年後は
想像が出来ないだろう

異常が命を奪う
声を上げなくては
拳を挙げなくては
未来はない

地球は人間だけのものではない
人間は一番愚かな生き物だと
認識しなければ
未来はない

人間は自然も造れる
人間は未来もきっと造れる


「死とは」


死とは解放なのか
死とは無なのか
死とはただの終わりなのか
死とは辿り着いた先なのか
死とは受け入れるものなのか
死とは示される答えなのか
死とは悲しいものなのか
死とは待っていたものなのか
死とは人のまま理解出来るものなのか
死とはそこにある


「ひとりじゃないよ」


幸せな未来の想像
妄想の果て
目を閉じたまま
いつまでもここにいたかったけど
心地良い鈴の音で目が覚めた

現実は壁の外側
とても寒い夜

クリスマスイブ
浮かれたしまいそうな響き
だけど
孤独な詩人は詩を描こう
幸せじゃない詩を
今夜、幸せじゃない人の為に

共に歌おう
夢から覚めたクリスマスイブ


「残念な世界」


これが私の生きる
私の世界というのなら
とても残念で笑える
平和と呼べる訳がない

誰もがバラバラな方向に歩いて
誰もがバラバラな意見を押し付け合う
誰もが思っていた未来ではない

この今はなんだ?

平和と云う理想の言葉
使うだけで虚しくなる
詩の中でさえも


「誰かが泣いているのならば」


誰かが泣いているのならば
僕は喜ぶのを止めよう
心から笑うことは
もうできないから

知らなければ
よかったのかな?

でも、知ってしまった。


「堪えるもの」


いつでも叫び出したい
苛立ち抱えている
言葉にはならないだろう
ただ苦しさを
カラダの外に吐き出したい

世界の中心は自分でしかない
はずなのに
物語は進んでゆく
出番がないまま
この場所で堪え続ける

遠くに見えるあの目印
無くても迷子にはならない
見慣れた景色
繰り返す日常
変われない私



「怯えるもの」

人は皆
怯えながら生きている
のならば
心、楽になれるのに…

他人と目は合わせない
弱さを知られてしまうから
逃げる 避ける 迷う
子供の姿のまま
影の中
出られないでいる

私は怯えるもの
他のものに成れなかった
私は怯えるもの
時間も世界も自分自身も
怖い 怖い 怖い



「強く生きる」

どんなことがあっても
強く生きる

言葉の力に
詩の力に
助けられよう

今を乗り切って
笑える日が来ることを
信じて
強く生きる



「価値観」

小さな器のひび割れが
底まで届かないように
どんな時も
大切に抱き締めながら
生きている

他人は憐れと笑うだろう

命の終わりと
魂の終わりは違うもの
他人に価値は計れない
自分は自分
笑いたければ
笑えばいい




「渇き」

絶望から生まれる
真実の詩
この為に生まれたと
言えるほどの詩を描きたい

悪い夢しか見ない
目覚めはいつも最悪で
汗を拭い
はじまる今日

満たされたことのない心は
行き先を知らず
同じ場所を回り続ける
渇きしか知らない唇は
水を求めることしか知らない

人である内に…



「指先で」

退屈で窮屈な空間
好きな曲も耳が痛い
止めて
深呼吸

夢を失くし
泣くことはもうない
僕の心

指先で何を描く?

指先で涙を描こう
誰もいない
泣いても良いんだ



「自由」

本当の自由とは
自分でルールを作れること
自分でルールを変えられること
自分でルールを壊せること
だ!

自由を感じられるのは
詩の中だけ
みんな詩人になればいい



「努力が足りないだけ」

現状に不満があるのは
努力が足りないだけ
嫉妬やイヤシイ気持ちが抑えられないのは
努力が足りないだけ
後悔がないのは
努力をしなかったと分かっているから

歩きスマホにイライラするのは
我慢が足りないだけ?

今以上を望んで良いのは
努力をしている者だけ

私は… 何をしよう。



「平和な世界」

お題は『望』
僕の望みは何?
〜平和な世界〜

平和な世界から
どんどん遠ざかっていく今の世界
僅かの楽しみさえ
思うように楽しめず
冷める
現実がすぐ側にある
覚める
叶わない妄想まで

平和な世界を
みんなで共有できれば
望みは叶う!

差別のない世界
核兵器のない世界
誰でも夢見れる世界
…世界
…世界
呟いて!



「詩が守ってくれる」

言葉が景色になり
想いが陽を昇らせる
ひとりだけの小さな世界

呟きが時間になり
悲しみが雨を降らす
自由しかない美しい世界

弱すぎて泣いていた
何も持っていなくて
だからきっと詩と出逢い
創造する力を手に入れた

現実は恐ろしいけど
詩が守ってくれる
今より強くなれるまで
詩よ
私を導いて



「寿命」

昼間も 眠っていれば
その分 寿命が延びると
子供の頃に
本気で思っていたけど

間違っていない気がする

変わらない自分の基本
年をとったカラダと
いくつ目かの天井



「自慢できるもの」

人に自慢できるもの
何も持っていないけど
小さな発見や
わずかな成長を
楽しいと感じられる心がある

不安や後悔はいつか重しとなり
不意に襲いかかって来るだろう
強くある為に
優しさ育てよう

人と比べてしまう
未熟な世界で
みんなで喜べる何かを
探してみよう

優しいままでも
強くなれると信じて
自慢できるものひとつだけでいい
見つけたいこの世界で



「空白を埋めるもの」

空白を埋める雑な言葉
ただの独り言
何の意味もない

解ったことは
暇は人を成長させない。



「煙と灰」

疲弊してゆく心も体も
回復させることが
難しくなって
横たわって時間を受け止める

大好きな歌も今は刺さらず
通り過ぎてゆくただの風

こんなにも何もなかったかな
僕には
情熱や希望は燃え尽きて
煙と灰になる



「奇妙な日々」

それを言ってしまえば
毎日が奇妙な日常になってしまう

現実と理想を比べることに何の意味がある?
違和感なんて勘違い

こんなはずじゃなかった?
後悔なんて誰にでもいくらでもあるもの

正しい居場所で眠れているのか?
どこで眠っていても夢は見れる

さぁ悪夢と踊りましょう



「眠れない夜」

眠れない夜
捨てるものを探す
荷物は少ない方がいい
新たな旅は
いつだって不安が勝る

僅かな胸の高鳴り
今しかない感情を
ここに記そう

『怖いけど何か出来るはず』
『怖いけど成長してみせる』

眠れない夜に
詩人は意味のない詩を描く
眠るまで



「ひとりでも②」

ひとりでも戦えるけど
戦う理由があるのだろうか?
負けると解って挑むのは
愚か者なのだろう
退くことだけはしたくない
それだけが誇り

真っ直ぐしか進めない
逆風の中
戦いしか知らない人生
終わりはもうそこにある



「ひとりでも①」

ひとりでも戦えるけど
戦う理由があるのだろうか?
犠牲に見合うだけのものを
得ることはないだろう
傷つくことは怖くないけど
その傷痕に
意味など残せないだろう

真っ直ぐしか見えない瞳の
最後は何を写すだろう
戦いしか知らない瞳に
休息はいらないのだろう



「詩を描く理由」

詩を描くと
先に進めている気がする
だけど
行きたい場所への
辿り着き方は分からない
でも
どこでもいい
ここ以外ならどこでも
だから
詩を描こう
未来は決まっていないはず



「ミザリー」

一番の悲劇は
出番が来ないまま
終わってしまうこと
幕が降りる前に
出来ることをしたい

どうせなら
燃え尽きたい



「グラビティフリー」

天から降り注ぐのは恵だけではない
ひとりの怒り悲しみを
万人に与えるように時に荒ぶる

地上から飛び立つのは
翼があるものだけとは限らない
ヒトの想像力は
神(すべて)を越えられる

グラビティフリー
カラダがこんなにも軽いのは初めて
グラビティフリー
本当の宇宙(ソラ)を目指そうか



「終わりを待つ者」

すべての物事に終わりはある
終わる為にはじまり
はじまりの為に終わりゆく

ほころびは目に見えていた
ただ手が届かなかっただけ
望みも諦めも言葉にして
残りの時間を楽しもう

終わりを待つ者であろう
私が終わるまで…
そう遠くはないはず



「おやすみ僕ら」

夢や希望
自由はいつでもあるのに
行動出来ない僕ら

その場所にずっと留まることは
誰も出来ない
身を軽くする事は
もっと先に考えればいい

挑戦を待っているだけでは
平穏に馴れてしまうだろう
傷付こうとしない
怖がりのまま
おやすみ僕ら



「さよなら僕ら」

言葉や表情
伝える術があるのに
分かり合えない僕ら

時間はあったのに
後悔することを
選択したかのように
結果を簡単に受け入れる

想いは秘めているだけでは
届かないと知っているのに
分かり合おうとしない
未熟なまま
さよなら僕ら



「春の日」

何気ない一言
何気ないハナウタ
何気ない眠気

何もない暇な詩

何気ない一日
何気ない一年
何気ない一生

何もない春の日



「一年経っても」

一年経っても
変わらない涙がある
一年経っても
消えない悲しみがある

この胸の苦しさは
あなたがいてくれた証
涙に存在を感じられる

この涙の温かさを
忘れずにいられたら
何も上手くいかないわたしでも
優しくなれるかな

一年経っても
切なさ秘め続け生きていくよ



「詩人の道」

描くことでしか歩めない
詩人の道

この先に進むためには
描くしかない

詩が導いてくれる


「グラビティ」

冬の寒さに耐えきれず
塞いだ目には闇が訪れる
迷いの季節にまた
迷いはじめる

歩みは遅く、足跡は深く
命が尽きるまで
夢を阻み続ける重力に
負け続ける

心の傷が重なり合って出来た
イビツな『想い』
最初の形はもう覚えていない
今のカラダでは
もう支えきれない


「証明」

すべての出来事を糧として
成長し続ける

太い幹はやがて
天までそびえる樹の土台となる

いくらでも大きくなれる
誰もいない領域へ
たどり着ける

信じる力は生まれ持ってきた
後は自分に証明するだけ



「ギフト」

クリスマス・イブ
一年で一番 重力を感じる夜
今年も何も良いことはない
さみしくひとり
鶏肉を食べるだけの夜

夜空に
震えながら手をかざせば
星が降ってくれるかな

『サンタさん
ぼくはひとりでここにいるよ』



「ストレスの正体」

この胸にある
ストレスの正体を探している
寒さの中
少しの自然に触れながら

特に何も思い浮かばない
ただ寂しいだけなのかな?

スッキリさせてくれる
何かを探しに歩き出そう
もっと寒くなる前に





タイトル


「地球破壊

2020年 1月 4日


「死とは

2019年12月25日


「ひとりじゃないよ

2019年12月24日


「残念な世界

2019年12月 6日


「誰かが泣いているのならば

2019年11月 6日


「堪えるもの

2019年10月29日


「怯えるもの

2019年10月18日


「強く生きる

2019年10月13日


「価値観

2019年10月 8日


「渇き

2019年 9月23日


「指先で

2019年 9月21日


「自由

2019年 9月18日


「努力が足りないだけ

2019年 9月11日


「平和な世界

2019年 8月29日


「詩が守ってくれる

2019年 8月 7日


「寿命

2019年 7月13日


「自慢できるもの

2019年 3月12日


「空白を埋めるもの

2019年 1月30日


「煙と灰

2018年10月16日


「奇妙な日々

2018年 9月23日


「眠れない夜

2018年 7月29日


「ひとりでも②

2018年 7月11日


「ひとりでも①

2018年 7月10日



「詩を描く理由

2018年 6月27日


「ミザリー

2018年 6月10日


「グラビティフリー

2018年 5月11日


「終わりを待つ者

2018年 4月20日


「おやすみ僕ら

2018年 3月24日


「さよなら僕ら

2018年 3月22日


「春の日

2018年 3月 1日


「一年経っても

2018年 2月 8日


「詩人の道

2018年 1月31日


「グラビティ

2017年12月30日


「証明

2017年12月26日


「ギフト

2017年12月24日


「ストレスの正体

2017年12月17日